こんにちは。この度、縁あって新しく EnglishCentral Official Blog の執筆メンバーに加わった Kanako です。これから、英語学習と EnglishCentral に関するおもしろいお話を (できるだけ) 定期的にご紹介したいと思いますので、よろしくお願いします!
さて、皆さんはマクドナルドによく行きますか?めったに利用しないという方でも、あのフライドポテトの匂いがぷーんとしてくると、無性に食べたくなったりするのではないでしょうか。日本では「フライドポテト」と呼ばれているジャガイモのフライ。英語では French fries と言います。しかし、これはアメリカ英語。イギリス英語では chips と呼びます。
他にもアメリカとイギリスで違う呼び方をする単語がいくつかあります。例えばイギリス人に向かって、「昨日の Soccer の試合は最高だったよね」なんて言ったら、「僕が観たのは Football だけどね」と返されるかもしれません。逆に、アメリカでフットボールと言えば、American football のことを指すので、さらにややこしいですね。
私たち日本人が習ってきたのは基本的にアメリカ英語ですので、イギリスに留学経験などがない限り、アメリカ英語を標準的な英語として認識していることが多いでしょう。しかし、実際には、普段よく使う単語でも違いがあります。
日本語 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
---|---|---|
トラック | truck | lorry |
ズボン | pants | trousers |
ポテトチップス | potato chips | crisps |
ガソリン | gas | petrol |
地下鉄 | subway | tube, underground |
片道切符 | one-way ticket | single ticket |
往復切符 | round-trip ticket | return ticket |
携帯電話 | cell phone | mobile phone |
1 階 | first floor | ground floor |
ドラッグストア | drugstore | chemist |
なす | eggplant | aubergine |
ゴミ箱 | trash can | dustbin |
歩道 | sidewalk | pavement |
個人的には、mobile も cell も両方同じくらいの頻度で使う気がしますが、アメリカ英語とイギリス英語の違いという観点では意識はありませんでした。あと、イギリス人の友人と待ち合わせするなら 1 階は要注意ですね。first floor と言ったら、イギリスでは 2 階を指す訳ですから友人と会えないかもしれませんよ!
アメリカ英語とイギリス英語はの違いは単語だけでなく、表現、発音、スペルでもいくらか違いがあります。例えば、日本人がそのまま読んでもまず通じないと言われている代表的な単語の Water。飛行機の機内で客室乗務員さんに「Would you like something to drink?」と聞かれた時、アメリカ人っぽく「ワラー」と言えばお水がもらえるわけですが、イギリス人がワラーと言ってるかというと、t を発音するためむしろカタカナの「ウォーター」に近い音を出しているのです。イギリスでは苦労せずお水がもらえるかもしれませんね。
さて、ここでアメリカ英語とイギリス英語の違いをユーモラスに表現した EnglishCentral の動画「Differences Between British and American Words」をご紹介します。最初のやりとりはなかなか笑えます。同じ英語なのに、アメリカとイギリスで言い方が違うと誤解を招いてしまうことがあるかもしれません。
『Hey! Nice pants!” “Excuse me?” “I said nice pants.” “You can’t see my pants, can you?” “Of course I can.” “How can you see my pants?”』
日本語にも方言があるように、英語でも国や地域によって同じ言葉で意味が違ったり、同じものを違う言葉で表したりします。EnglishCentaral では様々な国の英語表現を学習することができるので、ぜひ、色々な動画に挑戦してみてくださいね。
(Written by Kanako)