「気合いでしゃべれば伝わります!」
・・・それは正解です。人は社交性と積極性と努力さえあれば、英語を話せない状態で海外に行っても、普通に友達ができますし、数年もそこにいて勉強すれば英語をある程度習得することができます。
その過程で正しい英語の発音の仕方を学ぶものだと思いますが、自分で気をつけなければ一度染み付いた日本語発音は中々抜けません。最終的には「だいたい言ってることは伝わるし、日本語発音でもいいや」となってしまう人もいるかもしれません。
ですが、それで本当にいいんですか?
例えば、日本人がほぼ毎日食べる「お米」
米は英語で “rice” カタカナ表記だと「ライス」です。
日本語では「ら」行の音を発音するとき、英語の”R” と “L” の発音の真ん中のような発音でどっちかというと “L” に近い音を出します。(”R” と “L” の発音の仕方は下のビデオで確認してみてください!)
なので、日本語発音で「アイ ウォナ イートライス!」と言うと、外国人の脳内では “I wanna eat lice!” に変換されることも多々あります。”Eww, what the heck are you talking about?” です。
“lice” (ライス)は英語で “louse” の複数形で「シラミ」という意味があります。そう、あの髪に白い卵を生む昆虫のことです。
たとえ、会話相手が自分の言っている言葉の意味をわかってくれていたとしても、少しかっこわるくありませんか?気合いも大事ですが、発音はもっと重要なのです!